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○調理 |
門田征吾氏
(レストラン門田 料理長) |
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世界料理オリンピックに35歳で初出場し、金メダルを獲得。昭和63年には四国都市チームのチームリーダーとして同大会に参加し金メダルを獲得、平成16年にはナショナルチームのコーチとして銀メダルを獲得しており、世界料理オリンピック3回出場は、日本人でただ一人である。また、ルクセンブルグ料理コンクールに2回、国際規模の国内コンクールにも2回出場し、それぞれ金メダルを獲得したほか、氷彫刻においても、昭和46年夏季全国大会優勝、昭和53年冬季世界大会優勝を修める等、その技量は高く評価されており、多くの調理師の育成に貢献している。
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○菓子製造 |
栗林基喜氏
(有限会社寿堤夢 代表取締役) |
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菓子製造職人として研鑽を積み、洋菓子製造技術の第一人者との評価を得ている。愛媛県のどぶろくを使ったほろ酔いプリンや伊予柑等の地元食材を使うなど、日本でのフランス菓子の新たな方向性を提案。製造や販売に和のセンス・技術を取り入れる等、積極的な創意意欲と販路拡大に努めており、高い評価と信頼を得ている。また、愛媛県洋菓子協会会長として「サマーバレンタイン」のイベントを開催する等、洋菓子業界の発展と地産地消の活動に貢献している。
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○織機調整 |
山田克弘氏
(吉原タオル株式会社 工場長) |
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昭和37年から織機保全工としてタオル製造に従事し、織機調整の技能検定制度開始翌年の昭和47年に2級合格、翌48年に1級に合格。以来、織物技術の研究開発、タオル製品の高級化・高付加価値化研究等を通じて、タオル業界の技術力向上に貢献するとともに、技能検定委員として後進の育成指導に当たり、その技術・技能は業界で高く評価されている。また、1級技能士で組織する四国タオル技能研究会の会長を務めるなど、技能士の能力向上のため、自主研修等の活動を展開し、その高い向上心は技能士の間で尊敬されている。
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○塗装 |
義野寛幸氏
(ぎの建築塗装商会 代表者) |
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塗装業一筋に48年にわたり技術の研鑽に努め、現場の先頭に立ち、若手技能者の指導を行っている。木目描き塗装、大理石模様吹付け工法等に極めて優秀な技能を有しており、県内外において多くの技術指導を行っている。平成4年から、松山市共同高等職業訓練校の職業訓練指導員として、若年労働者の指導、育成にあたり、数多くの技能者を生み出し、認定訓練の振興に大きく寄与している。若手技能者が減少するなかで、積極的に技能習得の重要性を訴え、多くの若手技能者を訓練校に入校させ、一人前の技能者に育成するなど、業界の発展に大きく貢献している。
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○婦人子供服製造 |
中井一恵氏
(自営) |
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八幡浜市の四国ソーイング高等職業訓練校が開校されるや洋裁科の指導員として勤務し、訓練生の指導にあたり、技能検定委員としても活動。昭和59年の第3回技能グランプリの洋裁職種に県代表として出場し、いきなり第1位、金メダル、内閣総理大臣賞を受賞、技能水準の高さを全国に知らしめた。また、訓練校の指導員として技能検定受検を奨励し、同校の訓練生や外部講師として務めた。特に第21回から第23回まで連続して技能五輪大会の上位入賞者5名を輩出した。今治高等技術専門校で訓練生に対して指導を行い、技能五輪全国大会へ出場させている。
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○フラワー装飾 |
小澤義子氏
(おざわフラワーデザイン教室・フローラルサロン 代表者) |
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昭和51年より、フラワー装飾一筋に研鑽に励み、本場ヨーロッパのフラワーデザインを学び、時代にあった洗練されたデザインを習得した。平成7、8年には、日本フラワーデザイン展トップデザイナーコンクールに出品、NFD銀賞を受賞。平成16年にはWAFAインターナショナル・審査シンポジウムにオープンセミナー講師として出展・協力し、翌年4月の花のオリンピック「ワールドフラワーショー」にも出品して高い評価を得たほか、(社)日本フラワーデザイナー協会名誉本部講師として後進の育成に努め、平成17年に愛媛県フラワー装飾技能士会を設立、副会長として継続して指導している。
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